モスクワ

モスクワは経済的重要性や豊かな歴史と文化により、ロシア国内のロシア語留学先としてメインの都市となっています。

ロシアで最初にモスクワについて言及されたのは1147年のことです。
モスクワは、ロシアを500km以上にわたって流れる巨大なモスクワ川のほとりに位置し、その名をとって名づけられました。

中世のモスクワ大公国からツァーリ王朝時代のロシア、そしてソビエト連邦に至るまで、一連の国家の首都であり続けています。

モスクワは市場経済の出現により、西洋スタイルの小売業・サービス・建築・ライフスタイルが爆発的に増え、安定した豊かな都市として発展してきました。

21世紀のモスクワは創造的なエネルギーと企業、そして起業家精神の中心地となっています。

ロシア語留学生には、モスクワっ子のライフスタイルを体験しながら、この偉大な首都の様々な側面を知る機会が多くあるでしょう。

赤の広場に立つエレガントなオニオンドームの古典的な聖ワシリイ大聖堂から、現代的な7つの超高層ビルであるセブンシスターズまで、モスクワの特徴的な建築物は第一印象にひときわ強く残ります。

モスクワを訪れたら赤の広場を訪れないわけにはいきません。
この広場は、クレムリンとキタイゴロドと呼ばれる景観の美しい歴史的な商業地区を分けています。

また、ロシア国立歴史博物館・ボリショイ劇場・プーシキン美術館・トレチャコフ美術館等があり、見どころは豊富です。

モスクワの舞台芸術は大きな魅力であり、クラシックバレエや音楽、そして演劇は、長い間ロシア文化の中心となってきました。
世界的に有名なボリショイ劇場のほか、実験的な作品も上演されています。

緑の多いモスクワには、4つの植物園とゴーリキー公園（マクシムゴーリキー記念文化と休息の中央公園）を含む96の公園と18の庭園があります。

川と運河には49の橋がかかっており、夏にはボート、冬にはアイススケート等のさまざまなアクティビティを楽しむことができます。

週末にはカフェやアート＆クラフトマーケット、ギャラリーが立ち並びます。

食べ物や飲み物が好きな人にとって、モスクワは世界各国の料理が楽しめる街です。
しかし、真のロシアを味わうには、地元の味を試してみることをおすすめします。

ウォッカはロシアで最も有名な輸出品で、穀物ベースとジャガイモベースの2種類があり、唐辛子やベリー類等のさまざまな食材で味付けされることも多くあります。

夜遅くまで楽しみたいなら、モスクワのナイトライフはその期待に応えてくれます。
人口1,200万人のモスクワには、バー・パブ・クラブ・ライブハウス等、あらゆるジャンルの店が軒を連ねています。

あふれる多様性とダイナミックな雰囲気から、モスクワをロシア語留学の目的地に選ぶのはごく自然な選択と言えます。