サンクトペテルブルク

街そのものが博物館のような壮大なサンクトペテルブルクは、世界で最も美しく、人を惹きつけてやまない都市のひとつです。

宮殿やギャラリーなどの退廃的な建築物は、比類ない魅力を放ち、多くの物語のインスピレーションを育んできました。

広い大通りは大聖堂や個人の邸宅と小さな教区教会で縁取られています。

42の島からなるこの街は、橋や運河が複雑に絡み合い、低い位置から街並みが見渡せ、氷のように冷たい海には石造りの堤防が美しく映えています。

バロックや新古典主義、ロココ等のさまざまな様式の建築物があり、ピエトロ大聖堂から有名なエルミタージュ美術館まで、サンクトペテルブルクの見どころは尽きません。

主に冬宮にある国立エルミタージュ美術館は、その評判に違わぬものです。
エカテリーナ大帝によって始められたこのコレクションは、現在300万点以上の西欧美術品を収蔵していますが、隣接する5つの建物に配置された360の部屋に展示されているのはそのごく一部に過ぎません。

訪れる前に計画を立て、観たい作品を決めておくのがおすすめです。

その他の見どころとしては、美しい庭園もあるミハイロフスキー宮殿にある、ロシア美術の最大のコレクションを所蔵するロシア博物館があります。

エラルタ現代美術館は2000点のロシア美術を所蔵し、特にソ連後期のアンダーグラウンドアートを得意としています。

マリインスキー劇場やペテルホフ、さらに遠く離れては、皇帝の夏の離宮であったエカテリーナ宮殿も訪れる価値があります。

豊かな伝統と音楽、文学や芸術の幅広い歴史を持つサンクトペテルブルクは、ロシア語留学に最適です。

都会と田舎が混在するサンクトペテルブルクの風景の中では、作家や芸術家、音楽家の足跡をたどり、多くの公園で読書やロシア文化の吸収を楽しむことができます。

日中はサンクトペテルブルクの古書店や骨董品店、新鮮な市場、ヨーロッパとロシアの品々を揃えたデパートを見て過ごすことができます。

夏の夜には、幻想的な真夜中のコンサートやフェスティバルが開催されます。

街は夜明けまで川岸でパーティーをする人々で埋め尽くされ、とても賑わいます。

レストランやバーも水辺にあり、演劇、ジャズ、キャバレーなどの長い夜の前に伝統的なロシア料理や各国料理を楽しむことができます。

学生にとってサンクトペテルブルクは様々な機会と魅力に溢れているだけでなく、ロシアでの新しい冒険を求めるすべての人にもなにか新しい発見があるでしょう。